太平洋フェリー「きたかみ」と新日本海フェリー「すずらん」

昨日は子供達全員下校時にゲリラ豪雨に見舞われてびしょ濡れになって帰ってきたようですが、とりあえず無事帰宅できて良かったなと思ったまろぱぱです。

1時間に100mm近い豪雨予報が出て雨が降り始め、そろそろソースケの下校時間だな~と思って例のGPSロガーを見たら自宅まであと10分くらいのところでした(^^;)

惜しい!

ということで不安定な天気が続きますが、不安定な天気が続いていた北海道キャラバンの復路のフェリーは初めての太平洋フェリー利用でした。
しかしここであまり紹介していなかったので、新日本海フェリーすずらん/すいせんとの比較も交えて簡単にご紹介。

といっても、太平洋フェリーはなんだか人が多くバタバタしていてあまり良い写真はありませんが、雰囲気だけでも。
後半には新日本海フェリーすずらんの写真も掲載するので、その雰囲気の違いが伝われば良いかなと。

まず乗船前の大きな違いは乗船時間がやたらと早いこと。

新日本海フェリーの場合は夏季の繁忙期でも受け付けは90分~2時間前で乗船開始は1時間くらい前からなのに、太平洋フェリーの場合は苫小牧は基本的に2時間前には乗船手続きを完了していなければならず、乗船もその時間で始まっていました。
受付も4時間前くらいからできるそうな。

これは出航2時間前のちょうど17時の画像です。
既にバイクの乗船が始まってました。

あと、受付時に新日本海フェリーでは不要だった車検証の提示も必要なので受付時にはお忘れなく。
私はまんまと忘れて、リョータに車に取りに行ってもらいました。まだ足が不調だったので(^^;)

フェリーの規模は似たようなもので乗船定員も車両数も大して違わないのにこの差は一体何なんでしょう?

さらに大きな違いは同乗者は徒歩にて下船が決まっていること。
こんな感じでガラガラでも同乗での下船は不可でした。
小さいお子さんと二人の場合は要相談で、もしそれでも同乗下船が不可なら別の会社にした方が良いですな。
まあ、さすがにそこらへんは融通がきくと思いますが。

車の乗船口はこんな感じです。

新日本海フェリーとの大きな違いは車両甲板2階へは船内のこんなスロープを使って上がること。

新日本海フェリーはそもそも入口が下階用と上階用の2カ所ありますから。

こちらが新日本海フェリーのすずらんの上階車両甲板へのスロープ

そして新日本海フェリーのツーリストAと同じクラスのB寝台はこんな感じ

ここはまあ同じくらいの快適さでしたね。

こちらが新日本海フェリーのすずらんのツーリストAベッド

物置がベッドの外にありますが、太平洋フェリーきたかみは中に物を置くスペースがあります。ロールカーテンは似たような物かな。

B寝台の通路はこんな雰囲気

ちなみにベッドルームの通路ではありませんが新日本海フェリーのすずらんの通路はこんな感じ

カーペットの色の差か照明具合か、ちょっと明るいです。

そしてきたかみのパブリックスペースはこんな感じ

椅子の数はまあまあ多かったですが、人も多かった(天候のせいでたまたまカモ)

この奥はこんな感じの椅子が設置されています。

プロジェクションマッピングの映像が投影されているプロムナード。

すずらんだとここに相当するかな。きたかみの方が広いですが、その分レストランが狭い。

すずらん・すいせんなら軽食コーナーもあるので軽く食べることもできます。

なんか見慣れていてこちらの方が落ち着く(^^;)

きたかみの戻って自販機コーナーに

お風呂の入口付近のエントランスホール

お風呂はすずらんと同じくらいの大きさでした。

違ったのはレストランで、食べ放題のバイキングしかありません。

大人2100円するので、節約したいと思ったら持ち込むしかありません。

新日本海フェリーのすずらんはかつてはビュッフェで、最近は普通の定食メニューですがラーメンやカレーなど内容を選べるので、融通がききます。

こちらが今年のすずらんで食べた夕食。1300円位とファミレス並でした。

上で紹介した軽食コーナーもあるので新日本海フェリーの方が食べ物の選択肢は多いですね。

他にも、きたかみにはシアタールームとかゲームコーナーとかが無くて、ビンゴ大会もジャグリングショーもないので船内で時間を少し持て余します。

しかしきたかみにも良いところがあってそれは船上の展望デッキがとても広いこと

これなら全員が外に夕日を見に来ても場所に困ることはなさそうです。

実際朝日はとってもきれいに見えました(だいぶ上ってましたが)

360度オーシャンビューです♪

天気が良かったら夜に満天の星空も見られたことでしょう。

あいにく雨模様でしたが・・・

すずらん・すいせんは実質ここだけですからね、屋外の展望デッキは。

下のドッグランに降りられればもう少し大人数でも景色を楽しめますが・・・

トータルで言うと、名古屋まで行くにはちょっと時間を持て余しそうですが、天気が良ければ2晩も満天の星空を堪能できるかもしれないのがちょっと魅力的です。

それならすずらん、すいせんでもできるけど出航が深夜なのでそんな心のゆとりが生まれないんですよね~(^^;)

でも、やっぱりコスパ的にも長旅の楽しみ的にもやっぱりこちらに軍配が上がるかな。

たまには別のに乗るのも良いけどやっぱりすずらん、すいせんが落ち着きますな。

次は太平洋フェリーの「いしかり」「きそ」が設備が「すずらん」「すいせん」以上に充実していそうなのでそちらにも乗ってみたいですね。

来年時間があったら帰路で「いしかり」「きそ」に乗れるよう検討してみようかな。

後は茨城大洗発着の三井商船フェリーにも乗ってみたいものです。

何だかんだ言ってもやっぱりフェリー旅最高!!

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太平洋フェリー「きたかみ」と新日本海フェリー「すずらん」” に対して2件のコメントがあります。

  1. より:

    我が家も今年、すずらんで北海道に行きました!
    帰りは新潟航路のらいらっくでしたが、
    すずらんの方が全体的に広々していて、設備もきれいでした。
    一番よかったのは、お風呂に露天があることでした。
    夜・朝・昼と、3回入浴してしまいましたからw
    太平洋フェリーは名古屋から2泊というのもあるんですよね。
    それはそれで乗ってみたいなとも思います。
    静岡からも近いですしw

    1. まろぱぱ より:

      凸さん、こんばんは。
      今年行かれたんでしたね。さすがに連絡を取らないと会えないものですね(^^;)
      新日本海フェリーの中でも、すずらん・すいせんがやっぱり一番パブリックスペースとベッドルームのバランスが良くて好きです。
      新しい船舶のらべんだあ・あざれあも良いですが、ややベッド―ルーム偏重でパブリックスペースが少ない感じでした。
      太平洋フェリーは、時間に余裕があったら、船舶としては、いしかり・きそが良さそうなので、一度乗ってみたいです。

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