超過死亡は何を語る?

本日は新型コロナ感染者がかなり減りましたが、ようやく緊急事態宣言の効果が出てきたのか?と期待する気持ちと、どうせ解除になったらまた増えてしまうんでしょ?という諦めの気持ちがせめぎ合っているまろぱぱです。
確かに連日報道される医療機関のひっ迫ぶりと医療関係者の悲痛な叫びを聞いているとこれは一大事で国を挙げた対処が必要だとは思います。
本当にそう思います。
でも、でも、どうしても新規感染者の健康状態を見ていると普通の風邪との違いが分かりません。
感染者のほとんど軽症か無症状の方ばかり。
そもそも新型コロナウィルスってそこまで怖いのか?
そんなこと考えてはいけないのは分かってはいてもそんな疑問が頭をもたげてしまうんです。
風邪だってこじらせれば普通の肺炎を引き起こし多くの命を奪ってきたし、インフルエンザも基礎疾患がある人や高齢者が掛かればワクチンを接種していても命の危機になるのではないかと思います。
そこでこんなデータを見つけたのですが、こういうのはあまり報道されることはありませんね。
国立感染症研究所が公表している我が国における超過死亡の推定 2020年11月です。
超過死亡とは、
世界保健機関(WHO)が提唱した概念で、過去の統計などから予想される死者数を、実際の死者数が上回る現象を指す。インフルエンザなどの流行期に見られ、疾病が社会に与えた影響をより正確に測れるとされる。
だそうです。
そこで上のホームページのFarringtonアルゴリズム(上)およびEuroMOMOアルゴリズム(下)に基づく推定超過死亡を適当に平均し中央値をグラフ化してみました。
全国と各都道府県の個別データを載せていて、左の縦軸は各都道府県の値、右の縦軸は全国の値を示しています。
このやり方が正しいかはよく分からないのですが、こうして超過死亡の年推移を見える化するとなんとなくますますモヤモヤが募る結果に・・・
Farringtonアルゴリズムに基づく推定超過死亡
超過死亡2020Fアルゴリズム.jpg
EuroMOMOアルゴリズムに基づく推定超過死亡
超過死亡2020EMアルゴリズム.jpg
う~ん、どちらも2020年の推定超過死亡は2019年より下がっている、もしくは変化が小さい。
むしろ特に緊急事態宣言も何もなかった2018年の方が超過死亡は多かったりします。
う~ん、これは2020年に国民の皆が必死にマスクをして、うがい、手洗い、アルコール消毒を頑張った成果なのか?
医療機関が頑張って踏ん張った結果なのか?
上の副作用でインフルエンザや風邪にかかる人が減ったからか?
どこまでどう緩和したら結果がどうなるかは今となってはもはや分かりませんが、今後の結果の検証が重要ですね。
何にせよ早くコロナを終息させてこんな絶景の中を滑りに行きたいものです。
2019富士見スキー場.JPG
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