重い腰を上げファルトボート(ボイジャー)のショックコード張り替え実施

週末にやっていたジェラシックワールドを見たのですが、恐竜もののパニックアクションムービーとしてはやはり群を抜いているなと実感したまろぱぱです。
あの戦慄のDOOMもさくさくクリアする冷静で怖い物知らずな(振りをしている)ソースケでさえ、ジェラシックワールドを最後まで見た後は、びびって一人でお風呂からあがれなかったくらいですから。
映画を見終わった後にソースケが風呂に入ってないことに気が付いて、一緒に入ったのですが、いつもならとっとと体を洗ってすきあらば先に出ようとするソースケが、いつまでも私に付き合って風呂からあがろうとしなかったんです。
トイレに行くときも私がいることを確認してから行く始末(笑)
それほどジェラシックワールドは怖かったようなのですが、私は改めて次回作は絶対映画館で見ると心に誓うのでした。
ジェラシックワールドとその続編のジェラシックワールド炎の王国は映画館で見られなかったので。
ということで、先週末の日曜日はキャンカーの快適化と手入れだけではなく、むしろこちらの方をメインで頑張ったのですが、長年の放置案件であった20年以上ものの我が家のファルトボートのアルフェックボイジャー450Tの修理をリブチャンネルの交換に続いて行いました。
補修対象はこちらのフレームたち
04ファルトボートの骨組みのテンションコード修理.jpg
このほかにもメインキールフレームにその両脇のボイジャー独自の補助フレーム、そして更にその両脇のGフレームが全てショックコード切れを起こしていて、これまでとりあえずショックコードの力を借りずにフレームに名前を書いて1本1本繋いで全体を組み立てていました。
やはり水が中まで染み込むフレームほど劣化が激しいのかよく切れていました。
ただ一度組んでしまえば、船体布でテンションが掛かるためショックコードがなくても外れたりすることはないのですが、組み立てはやたら面倒で時間がかかってしまっていました。
かといってこの修理をモンベルに依頼するととんでもない料金を取られるというのを聞いていたので修理依頼するのは躊躇していたのですが、ボイジャーのショックコードの交換をされている方のブログを拝見してこれなら自分でもできるかも!と思ったのが2014年。
そこから、いつでもできるはいつまでもやらないを地で行く怠惰な放置っぷりで8年も経ってしまいました。
ショックコードはキャンプ道具用のを買っておいたのですが、なかなか交換に着手することはなく、川を下る時も、湖で遊ぶときもだましだまし時間をかけて組み立てて使ってきていました。
一応フレームがばらけないよう切れたけど残っているショックコードで結んで撤収したり、分かりやすいようにフレームに全て名前と番号をマジックで書いたりはしていたのですが、それでもやっぱり面倒で時間が掛かっていました。
それを今回は時間があったので重い腰を上げようやくボイジャーのフレームショックコード交換にチャレンジしてみました。
私が参考にさせていただいたブログ記事を見ていただければ交換方法は分かるのですが、あえて私も書いてみようかなと。
まず用意するのは上述のショックコード(テントのポールの中に入っているゴム紐とか自転車の荷台に固定するゴム紐みたいなやつ)ですが、私が購入したテント、タープポール用のショックコードだと線が細すぎてすぐに切れてしまいそうです。
ボイジャーのショックコードの太さが5~6mmあるのに対しアウトドア用品店で売られているテント、タープのショックコードは2.5~3mm程度しかありません。
近所のアウトドアショップやホームセンターでは売ってないし、遠くに買い出しに行く時間的余裕はないしで、購入してあった2.5mm径のショックコードを何とか使っていく方向で修理開始。
次に準備をするのはハンガーをばらして作ったフック。
04ワイヤーハンガーをこんな風に変形.jpg
ハンガーを伸ばして先端を曲げただけです。
このフックを、ショックコードをフレームの両端に押し込まれて固定しているハートフックと呼ばれるものに引っ掛けて力任せで引っ張るだけです。
05ハンガーのフックをこの針金に引っ掛け引っこ抜く.jpg
こんな感じで引っこ抜けます。
こいつは再利用するので大切に取っておいてください。
06針金大小をを外します.jpg
あと、ショックコードを束ねている太い針金もできたら流用するので頑張ってばらしましょう。
まあこちらは無くても大丈夫だと思いますが。
もしこのハートフックが折れたり曲がりすぎて再起不能になってもモンベルのオンラインストアで購入できるのでご安心を。
でもハートフックが売られているんならショックコードも売ってくれればいいのに。
さっき太い針金と書いたショックコードクリップでさえ売られているのに肝心なダメになるショックコード自体が売られていないなんて・・・
なので、2.5mmのロゴスのショックコードを2本使いで代用してみました。
07市販のショックコード2重にして取り付け.jpg
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ロゴス(LOGOS) ショックコード 30m 直径2.5mm テントフレーム補修用 ゴムコード ロープ
ロゴス(LOGOS) ショックコード 30m 直径2.5mm テントフレーム補修用 ゴムコード ロープ
でも、次買うならこっちかな
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Abma Cord ショックコード バンジーコード 4mm 弾性ゴムロープ ストレッチコード 荷物固定 テントフレーム補修 クラフトDIY用など(20M)
Abma Cord ショックコード バンジーコード 4mm 弾性ゴムロープ ストレッチコード 荷物固定 テントフレーム補修 クラフトDIY用など(20M)
こちらなら4mm径なので1本で足りそうです。
こうしてチャレンジしてみたファルトボートのフレームショックコード交換は全て無事完了
09ショックコード交換完了.jpg
テンションは強すぎるとまた切れそうなのでやや弱めにしておきました。
ちなみにボイジャー450Tの5本分のフレームで各2本使いにしても30mのショックコードは余りました。
これでファルトボートの組立時間は大幅に短縮されるような気がします。
忘れてなければ(^^;)
そしてついでに、モンベルからリブチャンネルの埋め込みタイプが到着したのでこちらも交換しておきました。
10リブチャンネルの交換.jpg
台付ではなく埋め込みタイプの正規品です。
11正規のリブチャンネルに交換.jpg
こちらが古いタイプ
12古いリブチャンネル.jpg
これで形状的には完璧に元のと同じになりました。
後はテンションを掛ける船体布の部分を修理すれば完璧なのですが、それをやると1~2か月かかるというのでこれはカヌーがオフの冬にでもお願いしましょう。
ということで、構想8年の修理がようやく完了しました。
これで安心して釧路川を下ることができるかな?!(^^)
せっかく直したのにカヌーの墓場に置き去りになんてならないよう細心の注意を払って下りましょうかね。
その前に屈斜路湖で猛練習だ!!(笑)
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