私の人生に大きな影響を与えた方が・・・ご冥福をお祈りいたします

3月だというのに既に桜が満開でこれは入学式まではとても持たないなと思うまろぱぱです。
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桜と言えば入学式のイメージだったのですけどね~
ここ愛知は温暖で桜が早いのかそれとも温暖化で全体的に早くなっているのか?
私の小学校の入学式も桜が咲いていたイメージがあるし、高校の入学式でも部活勧誘は桜の下でやっていた気がするし、2年生の時は勧誘の後、砂沼の桜を見に先輩の家に遊びに行った記憶もあります。
はっきり覚えている所では、つくばでの学生生活のスタート時の新入生歓迎花見で、学生寮に大量に植えられていて満開だった桜の下で新歓コンパが行われていたのをはっきり覚えています。
新しく始まった生活に希望を膨らませながらそれはそれはみごとな桜トンネルを見上げて自転車でベデストリアンを走っていたのがとても懐かしい思い出です。
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このように桜が咲き誇り色々新しい生活が始まり希望に満ちたこの季節に、とても大きな悲しいお知らせが飛び込んできました。
【訃報】野田知佑さん逝去 カヌーイスト・作家
SNS経由の上記BE-PALニュースで知ったのですが、転覆隊本田隊長と共に私の心の師匠であった野田知佑さんが84歳で3月27日に亡くなられたと・・・
以下本文
月刊誌「BE-PAL」誌上にて〈こぎおろしエッセイ「のんびり行こうぜ」〉を連載中の野田知佑氏が、2022年3月27日、お亡くなりになりました。
野田知佑氏には「BE-PAL」の創刊直後より38年にわたり、雑誌の看板となる紀行エッセイ「のんびり行こうぜ」を連載していただきました。
日本のカヌーイストの第一人者として野田氏は数多くの著書を執筆し、カヌーや川遊びを世に広め、環境問題に一石を投じ、日本のアウトドア業界を牽引されました。
生前のご功績に対する心からの敬意、感謝とともに、編集部一同、謹んで哀悼の意を表します。
小学館 BE-PAL編集部

会社でこのニュースを見てしまいそれからはもう仕事が手に付かず・・・
かといってこのニュースで共に悲しんでくれるような知り合いも会社にはおらず・・・
もう帰宅してしまおうと何度思ったことか。
それほど衝撃的なニュースでした。
そして帰宅してからあちこちのニュースやSNSでの追悼メッセージを目にして本当に亡くなられたんだと実感・・・
悲しみがふつふつと湧いてきました。
野田知佑さんを知ったのは社会人になってBE-PALを読み始めてからと少し後出でしたが、転覆隊の本田隊長と共にアウトドア、ましてやカヌーなんて全く興味のなかった私の人生を一変させてくれました。
その格好良い生き様に惚れ込んで憧れ続け、野田知佑さんの著書を読み漁ったのが20代後半でした。
結果、私の人生で一番多く購入した本の著者が野田知佑さんとなりました(マンガ除く)
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単行本は新品が買える時は見つけたら手あたり次第、古本も持っていない本は必ず買っていました。
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その後、野田さん関連ということで椎名誠さんの著書にも手を出したり、脱ダム関連の本や、野田さんを慕う方々の本にも手を出して私の蔵書はアウトドア、環境関連ばかりに。
転覆隊の本田隊長の本やシェルパ斉藤さんの本もほぼそろっているような気がします。
そして一通り既出の本を読み終えたら後は新刊が発売になる度にハードカバーの本を買い求めいつの間にこんなに沢山そろってしまいました。
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更に興味を持ち始めた頃には亡くなってしまっていたカヌー犬ガク関連の写真集や絵本まで手を出し。
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その中でもやはり特に印象的なのは日本ノンフィクション賞新人賞を受賞したこちらの出世作と
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ガクとの思い出をつづったこちら
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今読んだらきっと泣いてしまうな・・・
このカヌー犬・ガクに憧れて、念願の愛犬まろを飼った際にはまろが小さいうちから一緒にカヌーに乗せていました。
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そして毎年北海道に一緒に行くようになってまだ誰も起きてこない朝にまろと一緒に湖へ漕ぎだすという楽しみも味わいました。
カヌー犬ガクのオマージュ.JPG
何より、アウトドアやカヌーにはまったおかげで今でも親戚以上の付き合いがある多くのキャンプ仲間と知り合うことができたのが本当に大きな影響だったと言っても過言ではないでしょう。
そして野田さんの本を読まなければ、川で遊ぶ楽しさを知ることなく、日本の川の現状も各地で進む環境破壊の現状も知ることがなかったかもしれません。
現状に何も疑問を持たずに生きていた可能性もあります。
アウトドアに興味が持てなければ本当にどんな人生になっていたか想像もできません。
本当に野田知佑さんには感謝しかありません。
今一番の後悔は、野田知佑さんに会えなかったこと・・・一度でいいから実際に会って話をしてみたかった。
私も半世紀を生きて今後こういう別れが増えてくると思うのでできるだけ会いたいと思った人には積極的に会いに行かねばと痛感しています。
何だかとりとめのない文章になってしまいましたが、本当に心からご冥福をお祈りいたします。
天国でガクとまたカヌーで川を下って下さいな。
私はまだ読んでいなかったこちらの本を読みながらおいおい他の本も読み返して行こうと思います。
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私の人生に大きな影響を与えた方が・・・ご冥福をお祈りいたします” に対して2件のコメントがあります。

  1. まんぐー より:

    私も、訃報を聞いてしばらく放心状態でした。確かに最近のお写真はお年を感じましたが、まだまだお元気だとばかり思っていました。そういうのも隠されてたのかな…生き方が最後までかっこよすぎますよ…涙

  2. まろぱぱ(takakou) より:

    こんばんは、まんぐーさん
    >私も、訃報を聞いてしばらく放心状態でした。
    本当に野田さんの著書を読んでいたらこの人が老衰とか考えられない!なんて勝手に思ってましたがそうではなかったんですね( ノД`)
    >生き方が最後までかっこよすぎますよ…涙
    本当にあれだけ多くの人に惜しまれて送られるその生き様は格好良すぎです。

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