モンベルの会報で泣かされそうになるとは・・・
まろぱぱ
連日夏日が続き、そろそろいつもの鉄板スポットにクワガタ・カブトムシ巡回に出ないといけないかなと思い始めているまろぱぱです。
なんだかんだ言って子供の頃からやっぱり夏が一番好きで、夏が近づくと色々浮足立ちます(^^;)
それは大人になっても変わらず。
北海道キャラバンに行くようになってそこにますます拍車がかかっているのもあります。
そしてキャンプも過ごしやすいのは春秋ですが、子供の様に浮かれる楽しさがあるのはやっぱり夏かなと。
まあ浮かれすぎてはめを外す人が多くてちょっと困るのも夏ですが(^^;)
ということで、本日は帰宅すると会員になっているモンベルから会報のOUTWARD夏号がとどいていました。
いつもなら夏のアウトドアのススメが載っているただただ楽しい会報なのですが、今号はもちろん楽しいアウトドアの話もありましたが、そうではなく悲しく泣きそうになる話が・・・
そう、先日亡くなられた日本のツーリングカヌー界の重鎮にして私のアウトドアの心の師でもある野田知佑さんの追悼の記事がかなりのページを割いて掲載されていたのです。
特にこれらの野田さんと親交の深かった白髪五人男による追悼の手書きの言葉が深い悲しみを誘います。
このOUTWARDの発行しているモンベル社長の辰野勇さん
野田さんのエッセイでもたびたび登場する北海道のアリスファーム代表の藤門弘さん
よく一緒にカヌーでユーコン川を下っていた作家の夢枕獏さん
野田さんのカヌー写真を沢山撮影してきた写真家の佐藤秀明さん
野田さんとの付き合いが長く濃い皆さんの追悼文は悲しさがにじみ出ていて思わず涙が出そうになります。
沈下橋で和傘を差して少年のようないでたちで写真に納まる５人の姿を見ると悲しさが倍増して、本当に大きな人を亡くしたんだな～と思わずにはいられません。
今の若者たちは知らないかもしれませんね～野田さん・・・
YouTubeとかSNSとはほぼ無縁の方でしたからね。
その悲しみに拍車をかけるのが、アウトワード創刊から25年間エッセイ「本日、川日和」を寄稿し続けたこちらの連載の（最終回）の文字
タイトルは『至高の川旅とは』
海外の名川と比べ日本の川の水遊びのフィールドとしてのすばらしさと、それが開発によって失われていく哀しさがつづられていて思わず大きくうなずいてしまいした。
郡上八幡の吉田川のすばらしさや四万十川の支流黒尊川のすばらしさを教えてくれたのも野田さんで、川で潜って遊ぶなんていう経験も発想もなかった私を川遊びに導いてくれたのも野田さん。
日本中で行われている無駄なダムや砂防提の存在を知らしめてくれたのも野田さんでした。
いかにこの国が時の政治家や官僚主導で無駄な公共事業をおこなっているかも・・・
一度だけですが長良川デイにも参加したな～・・・
何にせよ環境に対する考え方や遊び方を一変させてくれたのは野田さんで間違いないです。
もちろん転覆隊やシェルパ斉藤さんの影響も大きいですが。
最後に悲しみのダメ押しをしてくれたのがモンベルの辰野勇社長の「軌跡」
野田さんとの初めての出会いから意気投合しその後の長い付き合いについて書かれていました。
辰野勇社長が、お酒を飲めないことや泳げないことなど意外な発見もありましたが、辰野さんが大いに共感した野田さんの
「何が危険で、何が安全か？自分の力量に合わせて、自分の頭で考えろよ」
という考え方や、障がい者カヌー教室を開催するときに安全を心配する周囲をよそに
「障がい者だって怪我をする権利はある」
と笑って返したその大きさに改めて感銘を受けるのでした。
ダメだ自分、最近カヌーから遠ざかっている・・・川に行かないと。
本当にそう思えてきました。
なので、これを機にボイジャーを新調しないと(笑)
せっかく良い話だったのに・・・(;^_^A
ということで、もう５月の川下りは無理ですが、鮎の解禁日以降でも下れる川を探してどこかに川下りに行きましょう！
いきなり天竜川はきついか！？
他にもこんな興味深いお知らせもあって今号はかなりよ見ごたえがありました。
モンベル南富良野店オープンの情報や
会員限定イベント「フレンドフェア オンライン」の案内も♪
う～ん、北海道行の前日・・・のんきに買い物している余裕は多分なし・・・
フェリーの中から買えたら良いのにな～
でも、受け取れないか(^^;)
にほんブログ村
アウトドアランキング
Follow me!
