階段で死ぬかと思った身延山からの再びゆるキャン△

昨日は、久しぶりの長距離運転で帰る頃にはお尻が痛くなってしまい結構つらかったまろぱぱです。
たった片道150km足らずの運転なのに、1日180km位の移動だったのに・・・弱くなってしまいました(-_-;)

でも良かった~調子に乗って茨城キャラバンに行かなくて・・・
あんな遠くまで運転していたらお尻が爆死していたかも(^^;)

まあ、1泊程度のゆるいキャラバンが今の限界だと分かりました。

異動は最低限にしてコットで横になって過ごせばもしかしたら2泊3日くらいのキャンプはできたかもしれませんが。

ということで、車泊明けの身延山観光の続き

初日の様子はこちら

身延周辺観光~ゆるキャン△聖地巡り

2023年5月4日の朝は快晴の身延山日和♪

車内でとっとと朝食を済ませ、念のための羽織るものと歩ける準備をしたら出発

門前町で飲み物を購入して階段上りに備えてこちらの三門に到着

この久遠寺の三門は、京都の南禅寺の三門、東福寺の三門と並ぶ日本三大三門だそうで、道理で立派な訳です。

その山門をくぐっていざ階段へ

天気も良くて暑さとの戦いにもなりそうです。

まずはこんな小さな橋を渡り(笑)、歩きにくい石畳の道を進みます。

そして今日一番の難所の階段「菩提梯」の下に到着

さて登っていきましょう。

身延山久遠寺のHPより階段の説明を抜粋

【菩提梯】 

三門から本堂へと続く287段の石段。
登り切れば涅槃に達するという意味の梯は、
南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、
7区画に分けられている。

https://www.kuonji.jp/precincts/

涅槃とは仏教用語ですべての煩悩の火がふきけされた悟りの境地や迷いや悩みを離れた安らぎの境地、また、その境地に達することを意味するのですが、さて悟りは開けるのでしょうか?!

いきなりのこの急こう配の階段に心が折れそうになりますが7つある区画ごとに休み休み上りました。

運動不足の極みの今の自分にはちときつすぎる階段でしたが、奥さんはもっときつそうです。

振り返ると、転んだら死ぬなと恐怖を覚えるほどの急角度・・・

更に次の区画にチャレンジ

まだまだ若いソースケとシオリは余裕で先に行きます。

リョータは部活で足が疲れているとか何とか言いながら我々と一緒に登ってます。
陸上部の高校生ならここくらいダッシュだダッシュ!!(笑)

何とか最上段まで登り切り奥さんが到着するのを待ちます。

お尻が悪化してからしばらく歩くのを止めていましたが、それでもまだ奥さんよりは体力がありそうです。

逆に言うと奥さんの体力は相当やばそうなので、お尻が治ったら昔のように近くの低山から山登りでも再開しましょう。

階段を登り切ったらこちらの新しい五重塔がお出迎え

正面には本殿と祖師堂がドーンと構えています。

ちょうど大勢のお坊さんたちが本殿へ移動しています。

この後、本殿に入ってお経を読み上げる様子を見ることができましたが、時間がないので賽銭だけ投入してお参りを済ませ、ここから身延山に登るロープウェイ乗場へ向かいます。

思ったよりは混んでいませんでしたが、定員最後の5人となり満員になりました。

こんな景色を見ながらロープウェイは標高を上げていきます。関東では一番の標高差を行くロープウェイだそうです。

そして山頂駅に到着するといきなりお目当てのみのぶだんごのお店が現れます。

ひと目でわかる通り、もちろんここもゆるキャン△の聖地で、こちらのみのぶだんごの”串”を切るのを”苦死”を切るに掛けた串(苦死)切りだんごが名物です。

アニメやマンガの中でも登場する有名なお団子屋さんです。
単行本の5巻のP66-67に登場します。”ダジャレや”

串(苦死)切ってもらった縁起の良いだんごを早速頂きましょう。
今回はゆばだんごと竹炭だんごをチョイス。

この2本のだんごを照れていやがるソースケの両手に持たせると

あかりちゃんの様子を再現(笑) よもぎだんごじゃないけれど。

ゆるキャン△オタクに付き合わせてすまないね~ソースケ(^^;)

肝心のここからの景色はというとこんな絶景

急流富士川の流れが刻んだ谷を挟んで本栖湖の上にある毛無山やその他名も知らない山々と富士山が一望できます。
富士山をアップで撮影

もう山頂にも雪はあまり残ってませんね。

富士山を含む景色を堪能したら久遠寺の奥の院へ向かいます。

ここの階段は普通の角度で普通の段数なのでご安心を。

奥の院思親閣の山門が見えてきます。

この山門はなかなかぶっ飛んでいて両脇にはこんなおちゃめな顔はめパネルが置いてありました。

手でハートを作る風神雷神様も初めて見ましたし、顔をハメさせるのも初めて見ました。
ソースケに懇願したのですがさすがにここでの顔出しはNGでした(^^;)

我が家の貴重な顔だしパネルコレクションになったのにな~

奥の院の本殿へさくっとお参り。

まさかの祈祷受付にあったメタル賽銭箱にやられながらもこれ以上の課金は抑えつつ普通に賽銭投入。

ゆるキャン△絵馬が売られていて買いそうになりましたが、絵馬だと願い事を書いて置いて来ないと意味がないと言い聞かせて自粛しました。

ここから裏手に回り北側展望所に移動すると目の前に南アルプスの山並みが広がります。

標高日本第2位の北岳(3,193m)と、3位の間ノ岳(3,190m:奥穂高岳と同率)、そして6位の悪沢岳(3,141m)を眺めることができます。
つまりここ身延山では標高日本1位の富士山(3,776m)から6位までの山のうち4つを眺めることができるということです。

標高2位と3位の北岳と間ノ岳

いつかあんなお山にも登ってみたいものですな~。って、287段の菩提梯くらいでばてているようでは到底無理ですが。

こうして身延山の奥の院とそこから見える山々、風景を堪能したら下山

ロープウェイで久遠寺本殿まで戻ってきたら、また例のあの階段を下ります。

下りは疲れはないですが、足腰に負担が掛かるのと転落の危険性があるので慎重に行きます。

転げ落ちたら山での滑落と同じですからね。

無事下りきって、これから登っていく人たちの安全を祈ります。

これからまだまだ辛い上りが待ってるけど頑張って!!
登り終えた者が上から目線で心の中で思う(笑)

下山したらちょうどお昼ご飯時だったので門前町の「港屋食堂」さんでほうとうを頂きました。

汗をかいて塩分を欲していた体にピッタリの濃い目のみそ味のほうとうは、野菜が沢山で味がしっかり沁みていて最高に美味しかったです♪
めんも愛知県民にはおなじみのきしめんのようで食べ応えがありました。

そしてここから少しゆるキャン△聖地巡礼の続きを。

その前に、こちらの「さくら製菓」さんで、みのぶまんじゅうを購入。

こじんまりとした店内ですがここでもゆるキャン△グッズが売られていて危なかったです。
みのぶまんじゅうは美味しかった♪

こしあんともっちり皮がよく合います。これなら10個くらいは楽勝でいける気がします。

そしてここからゆるキャン△聖地巡礼再開。って身延山も聖地ですけどね(笑)

実はここさくら製菓さんからほんの数分歩くとこんな本屋さんが現れます。

この写真でピンときた方はゆるキャン△ファンですね。

ガラス窓にはびっしりゆるキャン△関連の写真が貼られています。

そう、ここはドラマのゆるキャン△でリンちゃんがバイトしていた本屋さんなんです。この本屋がそのまま使われていました。

原作とアニメのリンちゃんのバイト先の本屋はどこかの郵便局がモデルと言われていますが、ここもがっつり聖地認定でしょう。

店内にはこんな伊豆に焦がれてリンちゃんがびっしりいずを書き込んでしまったメモ帳も展示

ここでも単品としては最大のお値段のとあるゆるキャン△関連商品を購入してしまうのでした。
購入した物は別日にまとめてご紹介。

でもここで購入したおかげでこのお店オリジナルのゆるキャン△特典を2つも貰えたのはラッキーでした。

このお店の外にはこんなゆるキャン△自販機が!さすがに自販機パネルは購入しませんでしたが飲み物は買いました。

そしてお尻が痛み出す中、頑張ってキャンカーには厳しいギリギリの細い道を屋根を枝に擦りながら辿り着いたのがこちら

映画の中で登場したキャンプ場にあった鳥かごです。

これは、みのぶ自然の里キャンプ場の山サイトにあるのですが、なんとこの下でキャンプできるそうです。

施設利用料大人一人1,100円とは別にサイト料として6600円掛かりますが車の横づけもできるオートサイトのようです。今度泊まってみようかな(笑)

こうして山梨県の南西部のゆるキャン△聖地を中心とした観光は終了し、もう一度道の駅なんぶに立ち寄ってから高速に乗って帰路につきましたが、全く渋滞もなく無事に帰宅し家で晩御飯を食べることができました。

お尻はもう限界だったので、これくらいのお出かけにしておいて良かったです。

それにしても聖地巡礼楽しかったな~。

まだ行き残したところ、買い逃したグッズに食べ物があるのでまた聖地巡礼にかこつけて山梨に遊びに行きたいと思います。

時間がない時は、浜名湖周辺の聖地巡礼かな。でも、いつもの行動範囲無いか(^^;)

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